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MARC PARIS    Chez toi 

Comment Faire ton  VisiteurVisa

MES GUESTS KOMENTO

定年退職直後のビジタービザ取得に係る顛末記である。
もしマークに出会わなかったら今の私はない。
2014年3月15日の朝、地元の新聞を開くと業界の新年度人事に関する観測記事が載っており、私の後は誰々らしいという記述をみつける。もうこれからは自分のことを考えてもバチが当たらないのではないかと思い、その日の夜、自宅のパソコンからソルボンヌ大学文明講座の夏から冬にかけての講習を申し込んだ。フランス大使館のHPを見るとビザが下りるまで4週間かかるという注意書きがあったので、4月10日にビザ申請の予約を入れる。
 ソルボンヌ大学から仮登録証が郵送されてきたのは3月24日。そして3月31日には花束などをもらいながら職場を去り、その足で旅行代理店に直行した。5月21日羽田発来年の2月20日羽田着のチケットを取り、5月31日までのパリのホテルを予約して、フランス滞在期間をカバーする保険にも入った。
 4月1日からはビザ申請の書類作成に没頭する。最初、志望の動機を英文で作ったが、初めから逃げを打つのもなあと思い直し、40年ぶりの仏作文に挑戦する。毎朝読み返すたびに文法的誤りを発見するというつらい日々だったが、何とかふさわしい表現などがみつかると「そうそうこういうことをやりたかったんだよなあ」と一人悦に入っていた。
「悲劇」が起こったのは仏作文を始めた直後のことである。
申請書類チェックリストの住居証明の欄に「フランスの住所を必ず提示しなければならない。一時的な住所の場合は、その旨を申請時に明らかにすること」とあるので、ビザ申請時に「パリに着いてから10日間のホテル予約書はあります。その間に最終的な滞在先を決めます」と言えばいいのだろうと安易に考えていたが、実はこれがとんでもない勘違いであることに気づいたのは4月2日のことである。血の気が引いた。すぐ旅行代理店に電話して3か月先までホテルの予約は可能かと尋ねると「できるかどうか先方に聞いてみないと分からないが、予約確認書はお金を払ってもらわないと出せないだろう」と言われ、頭がくらくらした。
 どうしたらよいか分からずインターネットで検索を始めると、自分でクリックした記憶はないのに、なぜかマークの会社のHPが立ち上がっていた。藁をもつかむとはまさにこのことで、後先考えず、6月から8月までパリに一人で住むところを探していること、フランス大使館に申請するのはほぼ1週間後であることなどについてメールを送った。しばらくして「通常は半年くらい前から相談があるのが普通で、申請1週間前はないでしょ」という感じの英文の返信があった。まあ当然ですね。そしてそこから計20通ほどのメールや電話のやり取りがあり、アネットさんのところに滞在先を決め、マークはアネットさんに必要書類の郵送を依頼し、私は申請日の前日に上京してマークと会うこととなった。その過程で忘れられないのは「フランスのビザを取るのはスーパー難しいが、私のドキュメントはストロングだから大丈夫」というマークの言葉だった。これほど私を勇気づけた言葉はない。
 9日の夕方、東京駅でマークは私を待っていてくれた。「丸の内口でベビーカーと一緒にいる」とメールが来たので、これまでの私への返信メールの迅速さから鑑みるに、多くのお客様と時間をおかず対応するため、移動時も持ち運ぶ荷物がいっぱいあってベビーカーを引いているのだろうと想像して改札口に行くと、確かにベビーカーの脇に外国人が立っている。思わず「マーク!」と叫んで握手した。そして隣のベビーカーの中には彼の娘さんがすやすやと眠っていた。日本にいるときは保育園の送り迎えは彼の仕事だと言うではないか。一気に安堵感がこみあげた。この人は大丈夫だ。
 東京ミーティングの中で分かったのは、フランス大使館に出すべき住居提供証明書やIDカードの写し、公共料金の請求書などがパリのアネットさんの旦那さんのエチエンヌさんからマークの手元に届いたのは前日だったという事実である。ほとんど綱渡り状態だ。再びマークから「書類は完璧だから心配するな」という言葉をもらい、私の英文の志望動機書を読んだアネットさんもパリで会うのを楽しみにしているからという激励を受けた。
 そして翌9日の広尾大使館午前9時、緊張の中、最初に名前を呼ばれた私は「なぜフランスに行くのか」「一人で行くのか」「フランス語はできるのか」などの質問を受け、申請書類を確認してもらった。その間、書類に関する質問はまったく受けていない。最後に番号の書かれた紙をもらったときに言われた「ビザが下りるまでこれは無くさないで下さい」という言葉の中に、あたかもビザが下りるのを前提とするような響きを感じたのは、あながち間違いではなかったかもしれない。なぜならほぼ一週間後の17日、ビザが貼られたパスポートが簡易書留で送られてきたからである。速すぎでしょ!
 すぐにマークにお礼のメールをした。しばらくしてアネットさんからもメールが届く。みんな速い。
 現在は毎日、5月末のソルボンヌ大学の本登録に向けてフランス語の勉強を続ける日々である。
そういえば、以前録画したNHKのフランス語講座の中にこんな場面があった。「Quel est le compliment qui vous toche le plus ?」
幾つかあるその答えの中で一番印象に残ったのは「C'est magique avec toi.」
マークを評するのにこれ以上適切な言葉を私は知らない。

 

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ビジタービザを日本で取得し、フランスで更新した経験 merci michiko 

私は2010年から4年間ビジタービザでフランスに滞在しました。
私の申請したビジタービザは『フランスで収入を得る活動は一切せず、個人的な目的のために自費で1年間滞在する』ことが許されるというものでした。
まず、在日フランス大使館ホームページで、ビジタービザ申請について日本語、仏語ともよく読んで、自分のケースに必要な書類をリストアップしました。それから、書類作成をして、2009年12月上旬大使館に申請書類一式を提出しました。書類リストアップ開始から申請まで3~4ヵ月、申請後許可がおりるまで2~3週間かかったと記憶しています。
その申請書類の中には、フランス国内での住所を証明するものが必要でした。ですから、予めフランスに住まいを確保しておかなくてはなりませんでした。私は事前にパスポート(3か月まで滞在可能)でパリに滞在して、その間に住まいを決め、住所を証明する書類を、大家さんから送ってもらいました。
ビジタービザの有効期間は1年間です。1年だけの滞在を希望する場合は、在日フランス大使館で認可されれば、必要な書類を受け取り、フランスに到着後、指示されていた手続きをして期限まで滞在できます。
私はさらに長期の滞在を希望していましたので、1年目の滞在中に現地で更新申請をする必要がありました。「ビジタービザの更新」(Renouvellement d’une carte de sjour temporaire Visiteur)には、まず申請用の窓口に予約しなくてはなりませんでした。当時は「ビザ期限の3か月前までに電話かネットで」だったと思います(現在は期限が変わっているかもしれません)。
私の更新の場合、予約がとれると、”Convocation"(手続案内の書類)が送られてきました。それをよく読み、頑張って予約の申請日までに提出書類を準備しました。日本の在仏大使館で申請した最初とそれ以降の更新では全く異なりました。
例えば1年目は日本で海外旅行保険に入り、英文証明書を発行してもらってOKでしたが、更新時にはフランスの民間保険会社に契約する必要があると知り、保険会社をさがしました。申請時には、書類に不備がないかどうか、滞在目的の明確さ、滞在費の日本からの送金の有無などについて特にチェックされたと記憶しています。
申請後認可がおりる前に滞在期限が過ぎてしまった場合は、”Convocation"(手続案内の書類)が、滞在証明書の代わりになりました。
現在、パリでの更新についてはPrefecture de policeのホームページから予約の仕方や提出書類の詳細を知ることができます。
当時、私には幸い手助けしてくれる友人がいて、予約申込みや申請窓口での通訳もしてくれました。私の仏語力では聞き取りが充分ではなかったので、本当に助かりました。
ともあれ、予約の申請日に持参した書類に不備があって、後日追加提出をして許可されたら、すぐ次の更新申請が待っているという、意外にめまぐるしい更新手続きサイクルでした。私にとっては容易ならざる経験でしたが、多くを学びました。 2017年2月 (M.I)

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